当施設では介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が利用者さま個々に対応したプログラムを作成し、「在宅復帰支援」と「在宅生活支援」に必要な「生活リハビリテーション」を提供します。
病院退院後や在宅より入所されてから 3ヶ月以内の方には、個別に集中的リハビリテーションを1週に7回(1回20分)実施します。また、認知機能の低下が一定に認められた方にはその進行の予防を目的に、短期集中リハビリテーションとは別に週3回(1回20分)の認知症短期集中リハビリテーションを実施しています。
リハビリ専門職との一定の訓練時間、訓練内容だけに限らず、日々の療養生活の全般を通じて心身機能の維持・向上を図ります。訓練場面で出来る動作を生活場面でも出来る、している動作になるように、能力を最大限に引き出せるように多職種が連携して支援していきます。
入所してから毎日行っている〔短期集中リハビリテーション〕や入所してから3ヶ月以降の〔個別リハビリテーション(週3回)〕とは別に、基礎体力の向上や生活リズムの向上を目的に毎日2回、筋力訓練や柔軟体操、嚥下訓練等を定時スケジュールにてグループで実施しています。
入所される前や直後、また退所される前にリハビリ専門職がご自宅を訪問し、ご本人やご家族と共に、今後の在宅生活での注意点や家屋改修のアドバイス、介護方法の検討等を行い、退所後の生活がスムーズに行えるように支援させて頂きます。